ずしろぐ

逗子・鎌倉の日々のことをつづります。

おいしいコーヒーの入れ方!葉山のコーヒーショップで教えてもらったコツ。

みなさんコーヒーはお好きですか?

ぼくは、かなりのカフェイン中毒なので、コーヒーのない日常は考えられません。
毎朝飲んでいるコーヒーをどうにかしておいしくできないか・・・

今回の記事では葉山のコーヒーショップで教わった、おいしいコーヒーの入れ方をご紹介します。

教えてもらった葉山のお店は?

去年、葉山にオープンした「inuit coffee roaster」さん。
逗子駅から葉山に続くバス通り沿いにあります。
駅からバスで15分ほど。森戸海岸まで徒歩1分の立地です。

お店が目指すのは、豆本来の個性を生かした豊潤な味わいのコーヒー。
そんなコーヒーを実現するためにスペシャルティコーヒーの中から深煎りに合う豆を厳選して仕入れて、店内で丁寧に焙煎しています。

店舗ではイートインやテイクアウトも行っています。
ビスコッティなど、コーヒーにぴったりのデザートも一緒に頂けます。

お店で頂いて特に心に残ったのが、そのフルーティな味わい。世界中の農園からいくつもカッピングしてフルーティな味わいがきれいに残るものを選んでいるそうです。 


この究極の一杯を追求する専門家においしいコーヒーの淹れ方を教わってきました。

 美味しいコーヒーの淹れ方

では、さっそく、学んできたコーヒーの淹れ方をご紹介しましょう!

①豆は200g「中粗挽き」で購入

まずは、お店で頂いて美味しかった豆を購入しました。

「フルーツブレンド Enjoy」(200g・1400円)です。

自宅にコーヒーミルがあれば、「豆のまま」がおすすめ。

でも、ぼくは持っていないので、中粗挽きで買いました。

豆の状態の方が、新鮮さを長くキープすることができるんです。
粉にする場合、ペーパー・金属フィルターなどでのドリップやフレンチプレスで飲むなら「中粗挽き」、エスプレッソなら「細挽き」がおすすめ。

②大切なのは「粉の粒度と量&お湯とのバランス」

コーヒーを淹れる時に大切なのは、粉の細かさと量、そしてお湯の量のバランスです。

ぺーパードリップの場合(中粗挽き)

20gの粉で、出来上がりが150cc~200ccのコーヒー。 

コーヒーメーカーの場合(中粗挽き)

35gの粉で、出来上がりが3杯(400cc程度)のコーヒー。 

フレンチプレスの場合(中粗挽き)

15gの粉に250ccのお湯を注ぐ。出来上がりが200cc程度。

 

粉を細かく挽くほど、その分濃くなります。

お好みに合わせて、お湯や粉の量も調節するといいと思います。

③コーヒーは新鮮なうちに

コーヒーは時間が経つと酸化して味が落ちていきます。

飲む時間と量に合わせて、少量ずつ買うのがコツですね。

 

保存期間の目安 ↓

常温保存の場合で美味しく飲める期間=粉で1週間、豆で2〜3週間。

 

飲みきれない場合は、冷凍庫で保存するといいです。

コーヒーは、においを吸収しやすいので、ジップロックがオススメ。

冷凍保存の場合で美味しく飲める期間=粉で2〜3週間、豆で4〜6週間。

美味しいコーヒーのここがポイント!

①沸騰したお湯はNG 

沸騰したてのお湯を使わないように注意してください。

温度が高すぎると、苦味が強く出やすいそうです。

85℃〜90℃が適温で、沸騰させてから火を止めて1分ほどおくといいです。

②最初に30秒ほど蒸らす

重要になるのが、この蒸らす工程です。

適温になったお湯を粉の中心にゆっくり注いでください。

中心部が少し膨らんできますので、お湯を注ぐのをやめて30秒ほど待ちます。

③最後までお湯が落ちるのを待たない

適量で注ぐのをやめたら、お湯が最後まで落ちるのを待たずに外します。最後の方に落ちてくるのは雑味なんだそうです。


もったいないからと、最後の一滴までねばらないように!!

産地で選ぶコーヒー豆の特徴

最後に、コーヒー豆の産地の特徴をご紹介します。

「コーヒーの味わいの方向」3つの分類

①しっかりとしたコクでスッキリしたタイプ

→グアテマラ・ジャマイカ・ハワイ

②渋みや苦味のあるしっかりとしたタイプ

→インドネシア・ブラジル

③フルーティな酸味があり、ある程度しっかりしたタイプ

→アフリカ諸国

 

嗜好により他にもあるかと思いますが、大まかに分けるとこうなるそうです。

コーヒー豆を選ぶときの参考になれば幸いです。

 まとめ

毎朝、飲んでいるコーヒーがおいしくなるといいですよね。
どうすれば美味しく飲めるか、これまでも試行錯誤をしてきました。

難しかったのは、コーヒー豆を挽くときの細かさとお湯の量のバランスでした。
今回、「inuit coffee roaster」さんに教えてもらい、そのベースとなる考え方がよくわかりました。これを基本として、いろんな豆の種類にも挑戦してみたいと思います。

お店の方はとても知識が豊富で、親切に教えて頂けますよ。
興味のある方はぜひ、葉山の店舗を訪れてみてはいかがでしょうか?

 

「inuit coffee roaster」 http://inuitcoffee.com/
住所:〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内387
電話: 046-874-9874
営業時間:11:00-18:00(水曜定休)
土日祝:9:00-18:00(9:00-11:00 テイクアウトのみ)